星の王子さまで始めるフランス語学習

星の王子さまを読みながらフランス語を学習していくブログです。

エジプトで出会った22か国語を話すコプト教徒の男性

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砂漠の時間


19歳の時私はエジプトにいました、当時とてもなかのよかった美人の友達がつねづね一生に一度ピラミッドを見に行きたいといっていたのが、いつも耳にのこっていて気が付いたらエジプトで生活をしていました。

 

流されて


いつも自分がしたい事はあまりはっきりとわからず、誰かの強い夢や、強い言葉の憑代のようにその言葉にとらえられて、いつしか自分が行動しているということがよくあったのです。

 


エジプトでアルバイトをしていたときに、エジプトの人々の生活というものにものすごく色濃く触れることができました。

 

 

 

多言語の人

 

どの人もとても印象深いのですが、私が多言語に興味をもったきっかけの一つに22か国語を武器に通訳業をしている男性にであったことがあります。

 

とても背の高いかたで二メートルぐらいあったでしょうか?アルバイト先のオーナーと夕方になるとお茶を飲むためにやってきていました。

日本語で話しかけられたのでとてもびっくりしたのを覚えています。

 

マタイ伝

 

日本語で話せるとわかったので、いつもより勢いよく話していたのかもしれません、「マタイ伝を日本語で読んでもらえないでしょうか?」

 

 

そういわれて、日本語に訳されている聖書のマタイ伝を日本語で読んでカセットに録音しました。当時はパソコンがまだ出たばかりで、ノート型パソコンをもっていなかったのでメールなどで音声などが送れず、カセットに吹き込むということになりました。

 

 

 どうやって22か国語

 

男性がどうやって22か国語も話せるようになったのかとても興味があったので、そのコツを聞いてみたところ、彼は聖書を暗記していて、もっとも自分の好きなマタイ伝のところを

 

いろんな国で吹き込んでもらってそれをもとに、発音や語彙やパターンなどを丸暗記するのだといっていました。

 


聖書なんて19年生きていて読んだことないし、マタイ伝なんでいうものが聖書の中にあるのなんていうのもそのとき初めてききました。

 

物語

 

でもある言葉の塊、物語や、小説のある部分、聖書などを暗記していて、その対訳を丸暗記するまで繰り返し聞くというのは案外外国語を身に着ける近道かもしれないなとおもいました。

 

なんども同じものを聞くと、つぎに出てくるものがなんなのかすぐに覚えてしまいます。

 

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連続で聞く効果

 

例えばなのですが、YOUTUBEで BRUNO MARSの曲を10曲続けてきいていると、スマホのYOUTUBEの再生の順番が固定されて、つぎに出てくる曲がなんなのか、つぎの曲の出だしがもう頭のなかで再生されていたり、口ずさんでいたりします。

そういう感覚です。


大好きな曲のアルバムは何度もきいていると、曲の順番をシャッフルしないでそのまま何度かきくと、つぎの曲がなんなのか、もう曲名をみなくても覚えてしまう、そんな感じです。

 

記憶の自動再生

 

それと同じ感覚が、ある一定のボリュームのことばの塊を覚えると自分で再生できるようになります。

 

 

暗記に適した分量とは

 

 

どれぐらいのボリュームがマタイ伝にあったかもう忘れてしまったのですが、マタイ伝を早く録音しようと思って風邪気味なのに頑張ったら、翌日扁桃腺がはれて寝込んだ覚えがありますのでそんなに短いもんではなかったと思います。

 

英語を学ばれてある程度できるようになると、もうそれは多言語の世界へ一歩踏みだしていることになります。

 

最速で言語を学ぶ

 

一個学ぶことができると、自分の中でのある法則、経験則ができます。

 

 

でも往々にしてそれは遠回りだったり、するので、英語の次の言語は素早く無駄なく身に着けたいというかたには、武器としての多言語の取得法をお勧め中です。

音声対談なのですが、おもしろくてメモを一杯とりました。